2011年6月アーカイブ

6月18日に行われた「CSSnite LP16 スマートフォン特集」に行ってきたのでメモ。


○Android OSと現状のデバイス総まとめ(あんざい ゆき)
・Androidは世界全体でで毎日40万台売れてるらしい(ギャラクシーSが売り上げ総数60万台、IS03が40万台らしい)
・iPhoneと違い端末の種類が桁違いなので、家電量販店で動作確認するのがオススメとのこと
・PC上にAndroid実機の画面を表示するAndroid Screen Monitor(http://www.adakoda.com/adakoda/android/asm/)が便利

○切っても切り離せないAndroidアプリとクラウドとの連携(華井雅俊)
・C2DM(Cloud to Device Messaging)はインテント
・ライブラリがあるので比較的に容易に実装できるとのこと

○Android技術者とのデザイナーとのハッピーな出会い(杉本 札彦)
・自作Android端末を作成したらしい
・ポイント為替をAndroidで実現したいとのこと

○そうだったのか!AIR for Android(岡田 昇三)
・Twitterのコメントがニコニコ動画のように表示されるスライドが印象的
・機能面ではJavaによるアプリ開発と比較すると足かせがある(特にインテント、ウィジェット、ホームスクリーン周り)
・速度はそれなりに出るとのこと

○iPhone・AndroidアプリのUI・挙動はどこが違う?(石野和明)
・バックボタン、メニューボタンが大きな違い。Androidは画面上のボタン数を減らす事が出来る。ただし、タブレット端末が悩みどころとのこと(縦持ちが標準だったり、横持ちが標準だったり)

○Android向けサイトのはまりポイントと脱出法(執行 大介)
・ドロイドフォントは「海」、「直」などの文字が微妙に正しくないらしい
・ボールド指定は効かない
・数字の羅列は電話番号扱いされる上、機種によっては数字が桁数を無視して数字がつながっているだけでも反応するらしい。専用のメタタグを記述して回避する
・タップハイライトカラーを指定したAタグ内でトランスフォームすると表示に不具合が出る。背景色を透明にして回避する
・CSS3使用時にはベンダープレフィックスをつけること
・Androidでは動画はFlashを使用するのもアリ
・Androidは文字入力画面になる際にもresizeイベントが発生する
・TouchMoveイベントは端末によって挙動が異なるため、当てにならない

○Android向けサイト制作のあれこれ:viewportについて(高津戸 壮)
・オススメは「width=device-width, minimum-scale=1, maximum-scale=1」(今のところ、jQuery Mobileがこうなってる)


○Androidサイト制作に jQuery Mobileを活用しよう(たにぐち まこと)
・jQuery Mobileは画面表示用のライブラリ
・jQuery MobileのヘルプページのURLから「#」を取るとHTMLソースが見られるので、参考に